Sun Cluster Geographic Edition のインストール

ProcedureSun Cluster Geographic Edition 3.2 ソフトウェアをアンインストールする

Sun Cluster Geographic Edition は、このソフトウェアを削除しようとしているノードもクラスタから削除しようとしている場合を除いて、クラスタ内のすべてのノードから削除します。Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアのアンインストール中もアプリケーションの実行を継続できます。

  1. uninstall プログラムを GUI とともに使用する場合は、アンインストールするクラスタノードの表示環境が GUI を表示するように設定されていることを確認します。


    % xhost +
    % setenv DISPLAY nodename:0.0
    

    表示環境が GUI を表示するように設定されていない場合、uninstall プログラムは代わりにテキストベースのモードで表示されます。

  2. Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアをアンインストールするノードでスーパーユーザーになります。

  3. ローカルクラスタ上で Sun Cluster Geographic Edition インフラストラクチャーを停止します。


    # geoadm stop
    

    クラスタ上の Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアの無効化については、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアの無効化」を参照してください。

  4. このソフトウェアバージョン用の uninstall プログラムがあるディレクトリに移動します。

    次のパスで、ver は、Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアのインストール元となった Sun Java Availability Suite 配布のバージョン番号です。


    # cd /var/sadm/prod/SUNWentsysver
    
  5. uninstall プログラムを起動します。


    # ./uninstall
    

    「ようこそ」ページが表示されます。

  6. 「次へ」をクリックして次に進みます。

    「コンポーネントの選択」ページが表示されます。

  7. アンインストールしたいコンポーネントを選択し、「次へ」をクリックします。

    途中で uninstall プログラムを終了するには、「取消し」をクリックします。

  8. アンインストールの選択内容を確認します。

    • 変更が必要な場合は、「戻る」を何度かクリックして「コンポーネントの選択」ページを表示します。

    • 「コンポーネントの選択」ページの情報を必要に応じて変更します。

    • 「次へ」をクリックし、アンインストーラページを再び先に進めます。

      uninstall プログラムは、ユーザーが以前に指定した値を記憶しています。ユーザーが以前に指定した値は変更可能です。

  9. ユーザーが以前に指定した値は変更可能です。

    uninstall プログラムはシステムからのソフトウェアの削除を開始し、次の情報を表示します。

    • 全体的な完了割合を示す進捗状況バー

    • 現在削除中のパッケージの名前

    • すべてのコンポーネント製品ソフトウェアの削除が完了すると、アンインストーラは「アンインストールが完了しました」ページを表示します。

  10. 「サマリーの表示」ボタンまたは「アンインストールログの表示」ボタンをクリックすると、アンインストールに関する情報が表示されます。

    • アンインストールサマリーには、アンインストールされたコンポーネントおよびそれらのコンポーネントの構成情報がリストされます。

    • アンインストールログには、アンインストール時にアンインストーラが出力したすべてのメッセージが表示されます。

    • /var/sadm/install/logs にあるアンインストールサマリーとログファイルを確認することもできます。

  11. 「閉じる」をクリックして uninstall プログラムを終了します。