Sun Cluster Geographic Edition は、このソフトウェアを削除しようとしているノードもクラスタから削除しようとしている場合を除いて、クラスタ内のすべてのノードから削除します。Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアのアンインストール中もアプリケーションの実行を継続できます。
uninstall プログラムを GUI とともに使用する場合は、アンインストールするクラスタノードの表示環境が GUI を表示するように設定されていることを確認します。
% xhost + % setenv DISPLAY nodename:0.0 |
表示環境が GUI を表示するように設定されていない場合、uninstall プログラムは代わりにテキストベースのモードで表示されます。
Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアをアンインストールするノードでスーパーユーザーになります。
ローカルクラスタ上で Sun Cluster Geographic Edition インフラストラクチャーを停止します。
# geoadm stop |
クラスタ上の Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアの無効化については、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』の「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアの無効化」を参照してください。
このソフトウェアバージョン用の uninstall プログラムがあるディレクトリに移動します。
次のパスで、ver は、Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアのインストール元となった Sun Java Availability Suite 配布のバージョン番号です。
# cd /var/sadm/prod/SUNWentsysver |
uninstall プログラムを起動します。
# ./uninstall |
「ようこそ」ページが表示されます。
「次へ」をクリックして次に進みます。
「コンポーネントの選択」ページが表示されます。
アンインストールしたいコンポーネントを選択し、「次へ」をクリックします。
途中で uninstall プログラムを終了するには、「取消し」をクリックします。
アンインストールの選択内容を確認します。
変更が必要な場合は、「戻る」を何度かクリックして「コンポーネントの選択」ページを表示します。
「コンポーネントの選択」ページの情報を必要に応じて変更します。
「次へ」をクリックし、アンインストーラページを再び先に進めます。
uninstall プログラムは、ユーザーが以前に指定した値を記憶しています。ユーザーが以前に指定した値は変更可能です。
ユーザーが以前に指定した値は変更可能です。
uninstall プログラムはシステムからのソフトウェアの削除を開始し、次の情報を表示します。
全体的な完了割合を示す進捗状況バー
現在削除中のパッケージの名前
すべてのコンポーネント製品ソフトウェアの削除が完了すると、アンインストーラは「アンインストールが完了しました」ページを表示します。
「サマリーの表示」ボタンまたは「アンインストールログの表示」ボタンをクリックすると、アンインストールに関する情報が表示されます。
アンインストールサマリーには、アンインストールされたコンポーネントおよびそれらのコンポーネントの構成情報がリストされます。
アンインストールログには、アンインストール時にアンインストーラが出力したすべてのメッセージが表示されます。
/var/sadm/install/logs にあるアンインストールサマリーとログファイルを確認することもできます。
「閉じる」をクリックして uninstall プログラムを終了します。