Sun Cluster Geographic Edition Hitachi TrueCopy 向けデータ複製ガイド

ProcedureHitachi TrueCopy ソフトウェアが制御する Sun Cluster デバイスグループを構成する方法

始める前に

ストレージベースの複製を使用している場合は、複製されたボリュームを定足数デバイスとして構成しないでください。Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアは、Hitachi TrueCopy S-VOL と Command Device を Sun Cluster 定足数デバイスとして使用することはサポートしていません。詳細は、『Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)』「ストレージベースのデータ複製の使用法」を参照してください。

  1. 前の手順で構成した VERITAS Volume Manager ディスクグループを登録します。

    Sun Cluster コマンド cldevicegroup を使用します。

    このコマンドについての詳細は、cldevicegroup(1CL) のマニュアルページを参照してください。

  2. クラスタの各ノードにマウントディレクトリを作成します。


    phys-newyork-1# mkdir -p /mounts/sample
    phys-newyork-2# mkdir -p /mounts/sample
  3. もう一度 cldevicegroup コマンドを使用して、VERITAS Volume Manager 構成を Sun Cluster ソフトウェアに同期させます。

  4. 構成が完了したあと、ディスクグループが登録されていることを確認します。


    # cldevicegroup status
    

    このコマンドの出力には、VERITAS Volume Manager ディスクグループ oradg1 が表示されます。

    cldevicegroup コマンドについての詳細は、cldevicegroup(1CL) のマニュアルページを参照してください。