次に示す要件とガイドラインを確認してください。
ストレージベースの複製を使用している場合は、複製されたボリュームを定足数デバイスとして構成しないでください。Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアは、Hitachi TrueCopy S-VOL と Command Device を Sun Cluster 定足数デバイスとして使用することはサポートしていません。詳細は、『Sun Cluster System Administration Guide for Solaris OS』の「Using Storage-Based Data Replication」を参照してください。
Hitachi TrueCopy Command Control Interface (CCI) を使用してデータを複製する場合は、RAID Manager を使用する必要があります。どのバージョンを使用するべきかについては、『Sun Cluster Geographic Edition のインストール』を参照してください。
このモデルでは、Sun StorEdgeTM 9970/9980 Array または Hitachi Lightning 9900 Series Storage を使用する特定のハードウェア構成を必要とします。現在サポートされている Sun Cluster 構成については、Sun のサポートセンターに問い合わせてください。
I/O 整合性の要件があるデバイスペアは、同一のデバイスグループに属している必要があります。
Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアが管理する Hitachi TrueCopy デバイスグループは、システム上の他の Hitachi TrueCopy デバイスグループと同じ CTGID を共有できません。
Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアは、Hitachi TrueCopy デバイスの管理にデフォルトの CCI インスタンスを使用します。Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアは、TrueCopy デバイスグループが Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアによって管理されるといつでもデフォルトの CCI インスタンスを開始します。Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアが管理していないアプリケーションも、Sun Cluster Geographic Edition やアプリケーションプロセスまたはデータを危険にさらすことなく、デフォルトの CCI インスタンスや他の任意のインスタンスを使用することができます。
Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアは、Sun Cluster ソフトウェアがサポートするハードウェア構成をサポートします。現在サポートされている Sun Cluster 構成については、Sun のサポートセンターに問い合わせてください。