変更する保護グループがローカルに存在することを確認します。
クラスタノードの 1 つにログインします。
この手順を行うには、Geo Management RBAC 権利プロファイルがユーザーに割り当てられている必要があります。RBAC についての詳細は、『Sun Cluster Geographic Edition System Administration Guide』の「Sun Cluster Geographic Edition Software and RBAC」を参照してください。
保護グループの構成を変更します。
パートナークラスタ上に同じ名前の保護グループが含まれている場合、geopg set-prop コマンドは、パートナークラスタにも新しい構成情報を伝達します。
# geopg set-prop -p property[-p…] protectiongroupname |
保護グループのプロパティーを指定します。
設定できるプロパティーについての詳細は、『Sun Cluster Geographic Edition System Administration Guide』の付録 A「Standard Sun Cluster Geographic Edition Properties」を参照してください。
保護グループの名前を指定します。
geopg set-prop コマンドは、新しい構成情報で保護グループを再検証します。ローカルクラスタ上で検証に失敗した場合、保護グループの構成は変更されません。成功した場合、Configuration 状態はローカルクラスタで OK に設定されます。
ローカルクラスタ上で Configuration 状態が OK になっていても、パートナークラスタ上で検証に失敗した場合、パートナークラスタ上の Configuration 状態が Error に設定されます。
Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアでサポートされている名前と値については、『Sun Cluster Geographic Edition System Administration Guide』の付録 B「Legal Names and Values of Sun Cluster Geographic Edition Entities」を参照してください。
geopg コマンドの詳細は、geopg(1M) のマニュアルページを参照してください。
この例では、例 2–2 で作成した保護グループの timeout プロパティーを変更する方法を示します。
# geopg set-prop -p Timeout=300 avspg |