EMC Symmetrix Remote Data Facility データ複製は、VERITAS Volume Manager ボリュームおよび raw ディスクデバイスグループでサポートされています。VERITAS Volume Manager を使用している場合、EMC Symmetrix Remote Data Facility デバイスグループ用に選択したディスク上で VERITAS Volume Manager ボリュームを構成してください。
cluster-paris で、パートナークラスタ (cluster-newyork ) に複製される共有ディスクに、VERITAS Volume Manager ディスクグループを作成します。
たとえば、vxdiskadm や vxdg などのコマンドを使用して、ディスク d1 と d2 をdg1 という VERITAS Volume Manager ディスクグループの一部として構成します。これらのディスクは、パートナークラスタに複製されるディスクです。
構成が完了したあと、vxdg list コマンドを使用して、このディスクグループが作成されたことを確認します。
このコマンドにより、dg1 がディスクグループとして一覧に表示されるはずです。
VERITAS Volume Manager ボリュームを作成します。
たとえば、vol1 というボリュームを dg1 ディスクグループに作成します。適切な VERITAS Volume Manager コマンド (vxassist など) を使用して、ボリュームを構成してください。
「Sun Cluster デバイスグループを VERITAS Volume Manager ディスクグループ用に構成する方法」の手順を実行して、VERITAS Volume Manager ボリュームを Sun Cluster デバイスグループとして構成します。