Sun Cluster Geographic Edition EMC Symmetrix Remote Data Facility 向けデータ複製ガイド

ProcedureEMC Symmetrix Remote Data Facility 保護グループを変更する方法

始める前に

保護グループの構成を変更する前に、変更する保護グループがローカルに存在していることを確認します。

  1. クラスタノードの 1 つにログインします。

    この手順を行うには、Geo Management RBAC 権利プロファイルがユーザーに割り当てられている必要があります。RBAC についての詳細は、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアと RBAC」を参照してください。

  2. 保護グループの構成を変更します。

    このコマンドは、ローカルクラスタ上の全ノードの保護グループのプロパティーを変更します。パートナークラスタ上に同じ名前の保護グループが含まれている場合、このコマンドは、パートナークラスタにも新しい構成情報を伝達します。


    # geopg set-prop -p property [-p...] protectiongroupname
    
    -p propertysetting

    保護グループのプロパティーを指定します。

    設定できるプロパティーについては、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』の付録 A「Sun Cluster Geographic Edition の標準プロパティー」を参照してください。

    protectiongroupname

    保護グループの名前を指定します。

    Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアでサポートされている名前と値については、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』の付録 B「Sun Cluster Geographic Edition エンティティーに使用できる名前と値」を参照してください。

    geopg コマンドについては、geopg(1M)のマニュアルページを参照してください。


例 2–4 保護グループの構成の変更

この例では、例 2–2で作成した保護グループの Timeout プロパティーを変更します。


# geopg set-prop -p Timeout=2700 srdfpg