Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアは内部的に、保護グループごとに複製リソースグループを 1 つ作成し、保持します。複製リソースグループの名前の書式は次のとおりです。
# sc_geo_dr-SRDF-protectiongroupname |
保護グループに EMC Symmetrix Remote Data Facility デバイスグループを追加する場合、Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアはデバイスグループごとにリソースを 1 つ作成します。このリソースは、そのデバイスグループの複製の状態を監視します。各リソースの名前の書式は次のとおりです。
# sc_geo_dr-SRDFprotectiongroupname-srdfdevicegroupname |
このデバイスグループの複製の状態は、このリソースの Status と Status Message を確認することで監視できます。clresourcegroup status コマンドを使用して、リソースの状態および状態メッセージを表示します。
EMC Symmetrix Remote Data Facility 複製リソースグループの State が Online のときに clresource status コマンドを実行すると、次の表に示す Status 値と State Message 値が得られます。
表 2–4 EMC Symmetrix Remote Data Facility 複製リソースグループがオンラインになっているときの状態と状態メッセージ
状態 |
状態メッセージ |
---|---|
Online |
Replicating |
Degraded |
Suspended |
Degraded |
SyncInProg |
Faulted |
Incorrect role |
Faulted |
Invalid state |
Faulted |
Partitioned |
Faulted |
R1 UpdInProg |
Faulted |
Split |
Faulted |
Failed over |
これらの値についての詳細は、EMC Symmetrix Remote Data Facility のマニュアルを参照してください。
clresource コマンドについては、clresource(1CL)のマニュアルページを参照してください。