Oracle Data Guard ソフトウェアを制御している Oracle Data Guard Broker 構成が保護グループに追加される場合、Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアによって、複製リソースグループ内の特定の Oracle Data Guard Broker 構成に対して特別な複製リソースが作成されます。これらの複製リソースグループを監視することにより、Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアは複製の全体的な状態を監視できます。各保護グループには、各 Oracle Data Guard Broker 構成の複製リソースを 1 つ持つ複製リソースグループが 1 つ作成されます。
複製リソースグループの名前の書式は次のとおりです。
ODGProtectiongroupName-odg-rep-rg。
複製リソースグループ内の複製リソースは、ローカルクラスタ上の Oracle Data Guard Broker 構成の複製状態を監視します。その結果は、Oracle Data Guard Broker ソフトウェアによって報告されます。
複製リソースの名前の書式は次のとおりです。
ODGBrokerConfigurationName-odg-rep-rs。
Oracle Data Guard では、保護グループがクラスタ内で有効化されているときに、データ複製リソースが有効です。 したがって、Oracle Data Guard では、保護グループが無効化されているクラスタ内では、データ複製の状態は unknown と表示されます。