この付録では、Oracle Data Guard を使用する Sun Cluster Geographic Edition データ複製のプロパティーについて説明します。
この節では、Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアによって定義されている Oracle Data Guard Broker 構成のプロパティーについて説明します。
リモートクラスタに複製される Oracle Data Guard Broker 構成のローカル Oracle データベースの名前です。この名前は、ローカルクラスタ上にある Oracle RAC データベースの Oracle db_unique_name 初期化パラメータの名前です。
必要
なし
作成時
ローカル Oracle データベースへの接続に使用される Oracle ネットサービス名です。
必要
なし
すべての時刻
Oracle Data Guard Broker 構成内のローカルデータベースを管理する、ローカル Oracle RAC サーバープロキシリソースグループの名前です。Oracle シャドウ RAC サーバープロキシリソースグループによって、実際のリソースグループのシャドウが作成されます。必要に応じて、保護グループのアプリケーションリソースグループリストにシャドウを追加します。
必要
なし
作成時
ローカルクラスタから複製される Oracle Data Guard Broker 構成のリモート Oracle データベースの名前です。この名前は、リモートクラスタ上にある Oracle RAC データベースの Oracle db_unique_name 初期化パラメータの名前です。
必要
なし
作成時
リモート Oracle データベースへの接続に使用される Oracle ネットサービス名です。
必要
なし
すべての時刻
Oracle Data Guard Broker 構成のリモートデータベースを管理するパートナークラスタ上にある、リモート Oracle RAC サーバープロキシリソースグループの名前です。Oracle シャドウ RAC サーバープロキシリソースグループによって、実際のリソースグループのシャドウが作成されます。必要に応じて、保護グループのアプリケーションリソースグループリストにシャドウを追加します。
必要
なし
作成時
プライマリデータベースとスタンバイデータベース間の Oracle Data Guard 複製モードです。
プロパティーに設定する有効な値には、maximumAvailability、maximumPerformance、および maximumProtection が含まれます。
必要
なし
すべての時刻
Oracle Data Guard Broker 構成内で使用される Oracle スタンバイデータベースです。
プロパティーに設定する有効な値には、logical および physical が含まれます。
必要
なし
作成時
Oracle SYSDBA 特権データベースユーザーです。
コマンド行でパスワードを指定しないでください。 -p sysdba_password= のみ指定する場合、 geopg コマンドによって実際のパスワードを入力するよう求められますが、入力中には表示されません。
必要
なし
すべての時刻
主クラスタおよびスタンバイクラスタ上の両方で、Oracle Data Guard Broker スイッチオーバーとテイクオーバー操作を実行できる Oracle SYSDBA 特権データベースユーザーの名前です。 このプロパティーを使用して、Oracle Data Guard Broker 構成を監視し、管理します。
必要
なし
すべての時刻