Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 管理ガイド

リソースに対するプロキシの有効化/無効化

リソースに対してプロキシを有効または無効にできます。リソースは個々の URL、共通の要素を含む URL のグループ、またはプロトコル全体を指します。プロキシをサーバー全体、さまざまなリソース、またはテンプレートファイルに指定されたリソースに対して有効にするかどうかを制御できます。そのリソースに対するプロキシを無効にすることで、1 つ以上の URL へのアクセスを拒否できます。この設定はリソースに対するすべてのアクセスを拒否または許可するグローバルな方法です。また、URL フィルタを使用してリソースへのアクセスを許可または拒否することもできます。URL フィルタについては、「URL のフィルタリング」を参照してください。

Procedureリソースに対するプロキシを有効にするには

  1. サーバーマネージャーにアクセスし、「Routing」タブをクリックします。

  2. 「Enable/Disable Proxying」リンクをクリックします。

    「Enable/Disable Proxying」ページが表示されます。

  3. ドロップダウンリストからリソースを選択するか、「Regular Expression」ボタンをクリックして正規表現を入力し、「了解」をクリックします。

  4. 指定したリソースに対してデフォルト設定を選択できます。

    • 「Use Default Setting Derived From A More General Resource」:このリソースを含むより一般的なリソースに対する設定が、このリソースに使用されます。

    • 「Do Not Proxy This Resource」:プロキシを通じてこのリソースに到達できなくなります。

    • 「Enable Proxying Of This Resource」:クライアントはプロキシを通じてこのリソースにアクセスできるようになります (クライアントがその他のセキュリティーおよび認証チェックをパスした場合)。リソースに対するプロキシを有効にした場合、すべてのメソッドが有効になります。GET、HEAD、INDEX、POST、SSL トンネリングのための CONNECT を含む読み込みメソッド、および PUT、MKDIR、RMDIR、MOVE、DELETE を含む書き込みメソッドはすべて、そのリソースに対して有効になります。その他のセキュリティーチェックを禁止し、すべてのクライアントは読み込みおよび書き込みアクセス権を持ちます。

  5. 「了解」をクリックします。

  6. 「Restart Required」をクリックします。

    「Apply Changes」ページが表示されます。

  7. 「Restart Proxy Server」ボタンをクリックして、変更を適用します。