Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 管理ガイド

デフォルト FTP 転送モードの変更

FTP には FTP サーバーとクライアント間でデータ接続を確立する 2 つの方法があります。プロキシはクライアントとして機能します。この 2 つのモードは、PASV モード FTP と PORT モード FTP と呼ばれます。

FTP サイトの中にはファイアウォールを実行しているものがあり、その場合、PASV モードはプロキシサーバーに対して機能しなくなります。このため、Proxy Server では PORT モード FTP を使用するように設定することができます。サーバー全体に対して PORT モードをオンにするか、特定の FTP サーバーに対してのみ PORT モードをオンにできます。

PASV モードがオンの場合でも、リモート FTP サーバーが PASV モードをサポートしていなければ、Proxy Server は PORT モードを使用します。

Proxy Server がファイアウォールの背後にあり、PORT モード FTP が機能しない場合、PORT モードを有効にすることはできません。リソースにデフォルトが選択されている場合、Proxy Server はより汎用的なリソースのモードを使用します。何も指定されていない場合、PASV モードが使用されます。

ProcedureFTP モードを設定するには

  1. サーバーマネージャーにアクセスし、「Routing」タブをクリックします。

  2. 「Set FTP Mode」リンクをクリックします。「Set FTP Mode」ページが表示されます。

  3. ドロップダウンリストからリソースを選択するか、「Regular Expression」ボタンをクリックして正規表現を入力し、「了解」をクリックします。

  4. FTP 転送モードを選択します。

  5. 「了解」をクリックします。

  6. 「Restart Required」をクリックします。「Apply Changes」ページが表示されます。

  7. 「Restart Proxy Server」ボタンをクリックして、変更を適用します。