Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 管理ガイド

UNIX または Linux でのサーバーの再起動

以下のいずれかの方法で、サーバーを再起動できます。

インストールスクリプトでは /etc/rc.local ファイルや /etc/inittab ファイルを編集できないため、テキストエディタでそれらのファイルを編集する必要があります。これらのファイルの編集方法がわからない場合は、システム管理者に問い合わせるか、ご使用のシステムのマニュアルを参照してください。

Procedureコマンド行からプロキシサーバーを再起動するには

  1. 1024 より小さい番号のポートでサーバーを実行している場合は、root としてログインします。1024 以上の番号の場合は、root として、またはそのサーバーのユーザーアカウントを使用してログインします。

  2. コマンド行プロンプトで、以下の行を入力し、Enter キーを押します。

    server-root/proxy-server id/restart

    ここで server-root はサーバーをインストールしたディレクトリです。

    • 行の最後にオプションのパラメータ -i を使用できます。-i オプションは、サーバーを inittab モードで実行します。このモードでは、サーバーのプロセスが強制終了されたかクラッシュした場合に、 inittab がサーバーを再起動します。また、このオプションは、サーバーがバックグラウンド処理に切り替わることを防止します。

inittab を使用してサーバーを再起動するには

/etc/inittab ファイル内に以下のテキストを 1 行で挿入します。

prxy:23:respawn:server-root /proxy-serverid/start -start -i

ここで server-root はサーバーをインストールしたディレクトリ、proxy-serverid はサーバーのディレクトリです。

-i オプションは、サーバーがバックグラウンド処理に切り替わることを防止します。

この行は、サーバーを停止する前に削除する必要があります。

システムの rc (実行制御) スクリプトを使用してサーバーを再起動するには

/etc/rc.local、または使用しているシステムのそれに相当するスクリプトを使用する場合は、/etc/rc.local 内に以下の行を追加します。

server-root/proxy-server id/start

server-root を、サーバーがインストールされているディレクトリに変更します。