Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 管理ガイド

キャッシュの作業ディレクトリの作成

キャッシュファイルは、キャッシュパーティションに置かれています。「Set Cache Specifics」ページで指定する作業ディレクトリは、多くの場合、キャッシュの親ディレクトリになります。キャッシュされたすべてのファイルは、キャッシュディレクトリに、体系付けられたディレクトリ構造として表現されます。キャッシュディレクトリ名を変更する場合、またはキャッシュディレクトリを別の場所に移動する場合、プロキシに新しい場所を指定する必要があります。

キャッシュのディレクトリ構造は複数のファイルシステムに拡張できるため、大容量のキャッシュ構造を 1 つの大容量ディスクで管理するのではなく、複数の容量の小さなディスクに分割することができます。各プロキシサーバーには専用のキャッシュディレクトリ構造が必要です。つまり、キャッシュディレクトリは、複数のプロキシサーバーで同時に共有することはできません。