cachegc ユーティリティーを使用すると、キャッシュデータベースにある有効期限切れのオブジェクト、または古くなりすぎてキャッシュサイズの制約によりディレクトリにキャッシュできなくなったオブジェクトを消去できます。
cachegc ユーティリティーを使用する場合は、プロキシインスタンスで CacheGC が実行されていないことを確認してください。
cachegc ユーティリティーは、次のように使用します。
cachegc -f leave-fs-full-percent -u gc-high-margin-percent -l gc-low-margin-percent -e extra-margin-percent -d conf-dir
次に例を示します。
cachegc -f 50 -u 80 -l 60 -e 5 -d server-root/proxy-serverid/config
ここで
leave-fs-full-percent は、ガベージコレクションが実行されない範囲のキャッシュパーティションサイズの割合を決定します。
gc-high-margin-percent は、最大キャッシュサイズの割合を制御します。その割合に達するとガベージコレクションが開始されます。
gc-low-margin-percent はガベージコレクタがターゲットとする最大キャッシュサイズの割合を制御します。
extra-margin-percent は、削除するキャッシュの割合を決定するために、ガベージコレクタによって使用されます。
conf-dir は server-root /proxy-serverid/config ディレクトリにあるプロキシインスタンスの設定ディレクトリ。