次に挙げる例は、より詳細なものです。ここにはプロキシサーバーが 4 台あり、そのうちの 1 台がほかのサーバーに対するホットスタンバイとして機能しています。したがって、ほかの 3 台のサーバーのいずれかが停止したら、4 台目のサーバーが引き継ぎます。ほかの 3 台のプロキシサーバーは URL パターンに基づいて負荷を分散しており、これによってキャッシュが効率的に行われています。3 台のサーバー上のドキュメントはすべてコピーが 1 つしかありません。それぞれに 1 つずつコピーがあるわけではありません。負荷分散は、次の表に示すように行われています。
表 17–3 プロキシの負荷分散|
プロキシ (Proxy) |
目的 |
|---|---|
|
#1 |
.com ドメイン |
|
#2 |
.edu ドメイン |
|
#3 |
ほかのすべてのドメイン |
|
#4 |
ホットスタンバイ |
ローカルアクセスはすべて直接行われる必要があります。プロキシサーバーはすべて、ポート 8080 上で実行されます。+ 演算子を使用して、文字列を連結することができます。
function FindProxyForURL(url, host)
{
if (isPlainhost name(host) || dnsDomainIs(host, ".mydomain.com"))
return "DIRECT";
else if (dnsDomainIs(host, ".com"))
return "PROXY proxy1.mydomain.com:8080; " +
"PROXY proxy4.mydomain.com:8080";
else if (dnsDomainIs(host, ".edu"))
return "PROXY proxy2.mydomain.com:8080; " +
"PROXY proxy4.mydomain.com:8080";
else
return "PROXY proxy3.mydomain.com:8080; " +
"PROXY proxy4.mydomain.com:8080";
}