Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 管理ガイド

アクセス制御ファイルの使用

管理サーバーまたはサーバー上のファイルやディレクトリに対してアクセス制御を使用する場合、拡張子が .acl のファイルに設定が格納されます。アクセス制御ファイ ルは server-root /httpacl ディレクトリに置かれます。server-root はサーバーがインストールされている場所です。たとえば、/usr/Sun/Servers にサーバーをインストールした場合、管理サーバーとサーバーに設定されている各サーバーインスタンスの両方の ACL ファイルが、/usr/Sun/Servers/httpacl/ に格納されます。

主要な ACL ファイルは generated-proxy-serverid .acl です。一時的な作業ファイルは genwork-proxy-serverid .acl です。管理サーバーを使用してアクセスを設定する場合は、これらの 2 つのファイルが作成されます。ただし、複雑な制約が必要な場合は、 複数のファイルを作成し、server.xml ファイルから参照することができます。また、時刻や曜日を基準にしたサーバーへのアクセス制限など、ファイルを編集するだけで利用できる機能もいくつかあります。

アクセス制御ファイルとその構文については、第 18 章ACL ファイルの構文を参照してください。server.xml については、『Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 Configuration File Reference』を参照してください。