bu ユーティリティーはキャッシュを更新し、2 つのモードで動作します。1 つ目のモードでは、キャッシュデータベース内を反復し、それぞれに HTTP 要求を送信することで、キャッシュ内に存在するすべての URL を更新します。2 つ目のモードでは、指定された URL から開始し、その URL から指定する深さまでのすべてのリンクに対して幅優先の反復を行い、キャッシュにページをフェッチします。bu は RFC 準拠のロボットです。
bu -n hostname -p port -t time-lmt -f contact-address -s sleep-time -o object -r n -d conf-dir
次に例を示します。
bu -n phoenix -p 80 -t 3600 -f admin@phoenix.com -s 60 -o nova -r n -d server-root/proxy-serverid/config
ここで
hostname は、プロキシが稼働しているマシンのホスト名。デフォルト値は localhost。
port はプロキシサーバーが稼働しているポート。デフォルトのポートは 8080 です。
time-lmt はユーティリティーが実行される制限時間。
contact-address は、bu から送信される HTTP 要求で送信される連絡先アドレスを指定します。デフォルト値は worm@proxy-name です。
sleep-time は 2 つの連続する要求の間のスリープ時間。デフォルト値は 5 秒です。
object は現在実行している bu.conf で指定されるオブジェクト。
-r n オプションは、-robot.txt ポリシーに従うかどうかを指定します。デフォルト値は y です。
conf-dir は server-root /proxy-serverid/config ディレクトリにあるプロキシインスタンスの設定ディレクトリ。