名前付き ACL ファイルまたは個別の ACL ファイルは、obj.conf ファイル内で参照することができます。このためには、PathCheck 指令で check-acl 関数を使用します。この行には、次の構文があります。
PathCheck fn="check-acl" acl="aclname "
ここで aclname は、ACL ファイルに表示される、ACL の固有の名前です。
たとえば、testacl という名前の付いた ACL を使用してディレクトリへのアクセスを制限する場合、obj.conf ファイルに次のような行を追加します。
<Object ppath="https://"PathCheck fn="check-acl" acl="testacl"</Object>
上の例では、1 行目が、アクセスを制御するサーバーリソースを示すオブジェクトです。2 行目はPathCheck 指令で、check-acl 関数を使用して名前付き ACL (testacl) を、指令が表示されるオブジェクトにバインドします。testacl ACL は、server.xml で参照される ACL ファイルに表示できます。