Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 管理ガイド

HTTP 要求のロードバランスの設定

「Configure HTTP Request Load Balancing」ページは、指定された配信元サーバー間で負荷を分散するために使用します。

ProcedureHTTP 要求のロードバランスを設定するには

  1. サーバーマネージャーにアクセスし、「Routing」タブをクリックします。

  2. 「Configure HTTP Request Load Balancing」リンクをクリックします。

    「Configure HTTP Request Load Balancing」ページが表示されます。

  3. ドロップダウンリストからリソースを選択するか、「Regular Expression」ボタンをクリックして正規表現を入力し、「了解」をクリックします。

  4. 「Server」フィールドで、配信元サーバーの URL を指定します。複数のサーバーパラメータが指定されている場合、Proxy Server は指定された配信元サーバー間で負荷を分散します。

  5. 「Sticky Cookie」フィールドに、Cookie 名を指定します。この Cookie 名が応答内に表示されると、以降の要求からはその配信元サーバーに接続されます。デフォルト値は JSESSIONID です。

  6. 「Sticky Parameter」フィールドに、経路情報を検査するための URI パラメータ名を指定します。URI パラメータが要求 URI に表示され、その値にコロンが含まれ、そのあとに経路 ID が続く場合、要求はその経路 ID で特定される配信元サーバーに「固定」されます。デフォルト値は jsessionid です。

  7. 「Route Header」フィールドに、経路 ID が配信元サーバーと通信するために使用される HTTP 要求のヘッダー名を指定します。デフォルト値は proxy-jroute です。

  8. 「Route Cookie」フィールドに、応答でスティッキー Cookie があったときに Proxy Server により生成されるクッキーの名前を指定します。

    デフォルト値は JROUTE です。

  9. 「Rewrite Host」オプションを設定し、サーバーパラメータにより指定されるホストと一致するようにホスト HTTP 要求のヘッダーを書き換えるかどうかを指定します。

  10. 「Rewrite Location」オプションを設定して、サーバーパラメータに一致する位置 HTTP 応答ヘッダーを書き換えるかどうかを指定します。

  11. 「Rewrite Content Location」オプションを設定して、サーバーパラメータに一致する Content-location HTTP 応答ヘッダーを書き換えるかどうかを指定します。

  12. サーバーパラメータに一致する headername HTTP 応答ヘッダーを書き換えるかどうかを指定します。ここで headername はユーザー定義のヘッダー名です。「Headername」フィールドにヘッダー名を指定します。

  13. [了解]をクリックします。

  14. 「Restart Required」をクリックします。

    「Apply Changes」ページが表示されます。

  15. 「Restart Proxy Server」ボタンをクリックして、変更を適用します。