Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 管理ガイド

HTTP キャッシュの更新間隔の設定

プロキシサーバーで HTTP ドキュメントのキャッシュを行うことにした場合、プロキシサーバーでキャッシュ内のドキュメントの最新状態チェックを常に行うか、あるいはプロキシサーバーでキャッシュ更新設定 (最新状態チェックの間隔) に基づいてチェックを行うかを指定する必要があります。HTTP ドキュメントの場合、更新間隔は 4 〜 8 時間が適当です。更新間隔を長くすると、プロキシがリモートサーバーに接続する回数が少なくなります。プロキシが次の更新までの間に最新状態チェックを行わない場合でも、クライアントで「Reload」ボタンをクリックすると更新を実行できます。この操作により、プロキシはリモートサーバーで強制的に最新状態チェックを実行します。

HTTP ドキュメントの更新間隔は、「Set Cache Specifics」ページまたは「Set Caching Configuration」ページで設定できます。「Set Cache Specifics」ページでは、グローバルなキャッシュプロシージャーを設定できます。また「Set Caching Configuration」ページでは、特定の URL およびリソースのキャッシュプロシージャーを制御できます。