Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 管理ガイド

認証が必要なページのキャッシュ

サーバーのキャッシュにユーザー認証が必要なファイルを保存できます。プロキシサーバーはキャッシュ内のファイルにタグを付け、ユーザーがファイルを要求した場合に、リモートサーバーからの認証が必要なファイルとして認識できるようにします。

プロキシサーバーはリモートサーバーの認証方式を判断できず、ユーザーの ID やパスワードのリストを持たないため、認証を必要とするドキュメントが要求されるたびにリモートサーバーで最新状態チェックを強制的に実行します。したがって、ユーザーはファイルにアクセスするために ID とパスワードを入力する必要があります。ユーザーがブラウザセッションで以前にそのサーバーにアクセスしている場合、ブラウザにより認証情報が自動的に送信され、ユーザーに入力が要求されません。

認証を必要とするページのキャッシュを有効に設定していない場合、プロキシはそれらをキャッシュしません。これはデフォルトの動作です。