仮想マルチホスティング機能は、DNS ホスト名およびドメイン名またはエイリアスを指定して、ターゲット URL のプレフィックスに、そのホスト名に送信された要求が送られる場所を指定することによって機能します。例として、次の 2 つのマッピングがあるとします。
engr.domain.com -> http://int-engr.domain.com
mktg.domain.com -> http://int-mktg.domain.com
マッピングはルート対ルートで行う必要はありません。ターゲット URL 内に URL パスのプレフィックスを追加することもできます。
engr.domain.com -> http://internal.domain.com/engr
mktg.domain.com -> http://internal.domain.com/mktg
仮想ドメインのマッピングにも同じことが当てはまります。たとえば、次のようなマッピングを使用できます。
www.domain-1.com -> http://int-engr.domain.com
www.domain-2.com -> http://int-mktg.domain.com
システムは、HTTP の「Host:ヘッダーを見にいきます。そのヘッダーに基づいて、一致する仮想マルチホスティングのマッピングが選択されます。一致するマルチホスティングのマッピングがない場合、サーバーは、続けて設定ファイルに表示される順にほかのマッピングを見にいきます。一致するものが見つからなければ、マッピングは実行されません。一致するものがない場合、通常、「プロキシは要求の実行を拒否しました」という応答がプロキシから返されます。