この節では、magnus.conf ファイルに新しく追加されたパラメータを一覧表示します。
表 1 magnus.conf ディレクティブ
パラメータ |
有効な値 |
説明 |
---|---|---|
ACLCacheMax |
1 |
ACL キャッシュの設定可能な制限を指定します。この指令により ACL キャッシュのサイズが制限されるため、キャッシュ内に存在していればメモリーの使用率に大きく貢献するはずの古いエントリが、キャッシュから削除されます。 |
FtpPoolSize |
1 – 65536 |
FTP 接続プールのサイズを指定します。デフォルト値は 256 です。 |
FtpPoolLife |
1 – 65536 |
接続の寿命を秒単位で指定します。これは、監視スレッドによって閉じられるまでに FTP 接続がプール内で未使用の状態を保持している時間です。デフォルト値は 3600 です。 |
FtpPoolMonitorThread |
OFF |
FTP スレッドの機能の監視に関するブール値を指定します。デフォルトは ON です。 |
FtpPoolMonitorLevel |
0 |
整数値を指定します。0 に設定すると、プール監視スレッドが接続の有効/死んでいるをチェックします。 1 に設定すると、接続に対して NOOP コマンドが送信され、応答を待機します。応答の取得に失敗すると、プールから接続が削除されます。デフォルトレベルは 1 です。 |
FtpPoolMonitorInterval |
30 – 65536 |
プールの接続の監視間隔を秒単位で表す整数値を指定します。デフォルト値は 30 です。 |
LDAPPoolMonitorThread |
ブール型の値を取ります。 |
TRUE に設定すると、ldap 接続プールを一定の間隔で監視する ldap プール監視スレッドが作成されます。デフォルト値は FALSE です。 |
LDAPPoolMonitorInterval |
整数の引数を取ります。 |
ldap プール監視スレッドが ldap 接続プールを検査する間隔を指定します。デフォルト値は 30 です。 |
LDAPPoolRevalidate |
ブール型の値を取ります。 |
TRUE に設定すると、接続プールから取得されたすべての接続は、呼び出し元に渡される前に「再検証」されます。デフォルト値は FALSE です。 |
PairedConnections |
ブール型の値を取ります。 |
TRUE に設定すると、サーバーチャネルが特定のクライアント接続専用になる (ペア化される)「接続ペアリング」が有効になります。デフォルト値は FALSE です。 |
BufferedLogEnabled |
ブール型の値を取ります。 |
true に設定すると、ある期間中に複数回にわたって生成されたエラーはエラーログに一度だけ書き込まれ、指定された期間中に特定のエラーが実際に生成された回数についての情報が付加されます。デフォルト値は FALSE です。 |
BufferedLogCountMax |
1 – 65536 |
エラーがエラーログにフラッシュされるまでにエラーを生成できる最大回数を指定します。デフォルト値は 128 です。 |
BufferedLogSizeMax |
1 – 65536 |
ログメッセージがエラーログにフラッシュされるまでにログバッファーに格納できるエラーメッセージの最大数を指定します。デフォルト値は 8192 です。 |
BufferedLogAgeMax |
1 – 3600 |
ログメッセージが古くなったと判断されてエラーログにフラッシュされるまでに、ログメッセージをログバッファーに置くことができる最大期間を秒単位で指定します。デフォルト値は 300 です。 |
BufferedLogFlushInterval |
1 – 300 |
ログメッセージをエラーログにフラッシュする処理を担当するスレッドがログバッファーを検査する間隔を秒単位で指定します。デフォルト値は 30 です。 |