ここでは、Proxy Server 4.0.15 のハードウェアとソフトウェアの要件に関する情報を提供します。
この節では、次の内容について説明します。
Proxy Server 4.0.15 のサポートされるオペレーティング環境とハードウェアに関する完全な情報は、Oracle Fusion Middleware のサポートされるシステム構成ページでアクセス可能なOracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 認定マトリックスで入手できます。
システム仮想化とは、複数のオペレーティングシステム (OS) インスタンスが共有ハードウェア上で独立して動作することを可能にするテクノロジのことです。機能的には、仮想化環境内でホストされている OS に配備されたソフトウェアは通常、背後のプラットフォームが仮想化されていることに気づきません。Oracle では、適切に設定された適切なサイズの仮想化環境上で、仮想化されていないシステム上の場合と同様に 製品が機能することを確認できるよう、選択したシステム仮想化と OS の組み合わせについて Oracle 製品のテストを実行しています。
仮想化環境での Oracle 製品に対する Oracle サポートの詳細については、「Oracle Fusion ミドルウェアでサポートする仮想化テクノロジー」を参照してください。
Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 認定マトリックスで提供されている情報に加えて、システムに十分なスワップ容量が存在することも必要です。
Solaris では、少なくともシステムの RAM 容量と同じスワップ容量が必要です (RAM 容量の 2 倍を推奨)
Linux では、256M バイトのスワップ容量が必要です。
適用可能な最新のパッチを使用して、オペレーティングシステムをアップデートすることをお勧めします。必要なパッチをプラットフォーム別に示します。
Solaris SPARC および x86 では、Proxy Server 4.0.15 に次のパッチレベルが必要です。
108434–18 (C++ 用の共用ライブラリパッチ)
111711–12 (C++ 用の共用ライブラリパッチ)
111713–12 (C++ 用の共用ライブラリパッチ)
不要
119964–03 (C++ 用の共用ライブラリパッチ)
108434–18 (C++ 用の共用ライブラリパッチ)
Linux では、Proxy Server 4.0.15 に次のパッチレベルが必要です。
compat-libstdc++-7.3-2.96.128.rpm
compat-libstdc++-33-3.2.3-47.3.rpm compat-libstdc++-296-2.96-132.7.2.rpm
B.11.11.0412–HP-UX 11i オペレーティング環境コンポーネント
11i に付属する必要なパッチ (2003 年 6 月) — B.11.11.0306.1
B.11.11.0612.459–HP-UX 11i 用 Gold Base パッチ (2006 年 12 月)
B.11.11.0612.459–HP-UX 11i 用 Gold Application パッチ (2006 年 12 月)
PHCO_29109–Pthread の拡張および修正
PHCO_27633–Pthread.h の修正および新しい拡張
PHCO_29328–libc man ページ累積パッチ
PHCO_29495–libc 累積パッチ
JAVAOOB, 1.0.00.02–Java Out-of-Box
Java Out-of-Box ツールは、必要なカーネル調整可能パラメータを構成するのに使用されます。カーネルの値を変更する場合には、このツールを使用することをお勧めします。必要に応じて、次に示す調整可能パラメータが右側の値以上になるように変更してください。
nkthreads— 3635
maxfiles–60
maxfiles_lim–1024
max_thread_proc–512
maxswapchunks–2048
nfile4–136
ncallout–3651
nproc–2068
カーネル調整可能パラメータの変更は、システムに悪影響を及ぼす可能性があります。変更内容を完全に理解していない場合は変更しないでください。
Proxy Server 4.0.15 のサポートされる Web ブラウザに関する完全な情報は、Oracle Fusion Middleware のサポートされるシステム構成ページでアクセス可能なOracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 認定マトリックスで入手できます。
オペレーティングシステムのバージョン。iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 のリリース時点では、次のオペレーティングシステムのバージョンは推奨されません。
HP-UX 11.11 |
Microsoft Windows 2000 Server および Windows 2000 Advanced Server |
Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 3 |
Solaris 8 |
Solaris 9 for SPARC および x86 |
これらのオペレーティングシステムのバージョンは、iPlanet Web Proxy Server の将来のリリースではサポートされなくなります。
Web ブラウザのバージョン。iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 のリリース時点では、次の Web ブラウザのバージョンは推奨されません。
Microsoft Internet Explorer 6 |
Mozilla 1.4.1 および 1.7.2 |
Netscape Navigator 7.1 および 7.2 |
これらの Web ブラウザのバージョンは、iPlanet Web Proxy Server の将来のリリースではサポートされなくなります。