Proxy Server 4.0.15 では、obj.conf ファイルの新しいタグがサポートされています。このタグ <Include> は別のファイルの内容を obj.conf ファイルにインクルードします。したがって事実上、構成情報を管理しやすいように obj.conf の内容を複数のファイルに分割することが可能となります。
<Include> タグの構文は次のとおりです。
<Include> filename </Include>
ここで filename は、obj.conf 内の <Include> タグの位置にインクルードされるファイルの名前です。
<Include> タグを使用する際には次の点に留意してください。
<Include> タグは <Object> のコンテキストの外側で使用できます。たとえば、あるファイル内にすべての Init ディレクティブを格納したあと、そのファイルを obj.conf の先頭にインクルードしたりすることができます。
インクルード対象ファイルにはほかのインクルード対象ファイルを含めることができます。つまり、インクルード対象ファイル自身に <Include> タグを含めることができます。
インクルード対象ファイルが <Object> の境界を横断することはできません。つまり、インクルード対象ファイル内で、あるオブジェクトを終了して別のオブジェクトを開始することはできません。