数値の入出力のデフォルトは 16 進です。
decimalで 10 進に切り替わり、hexで 16 進に切り替わります。
現在どちらの進方が有効なのかを調べるには 10 .d を使用してください。
すべての数値パラメタは数値スタックを使用します。整数を入力すると、その値はスタックの一番上に置かれます。(以前の値はプッシュされます) 一連の入力で右側の項目が常にスタックの一番上の項目になります。
"." コマンドはスタックの一番上の値を削除して表示します。
.s コマンドはスタックの内容を壊さずに、すべて表示します。
各コマンドの後にある (n1 n2 -- n3)、(adr len --)、または (--) のようなスタックコメントは、そのコマンドを実行したときのスタックの結果を示しています。-- の前にある項目はそのコマンドで使用され、スタックから削除されます。これらの項目はコマンドが実行される前にスタックに存在していなければなりません。-- の後にある項目はコマンドの実行を終了した後にスタックに残り、続きのコマンドで使用することができます。
表 1-1 数値の使用方法とスタックのコメント
| |
代替スタック結果。 例: (input -- adr len false | result true) |
? |
未知のスタック項目 (???から変更)。 |
??? |
未知のスタック項目。 |
adr |
メモリーアドレス (一般的に仮想アドレス)。 |
adr16 |
メモリーアドレス。16 ビット境界でなければなりません。 |
adr32 |
メモリーアドレス。32 ビット境界でなければなりません。 |
adr64 |
メモリーアドレス。64 ビット境界でなければなりません。 |
byte bxxx |
8 ビット値 (32 ビットワードの下位バイト)。 |
char |
7 ビット値 (下位バイト)。最上位ビットは不定。 |
cnt/len/size |
カウント値または長さ。 |
flag xxx? |
0 の場合 false。それ以外の場合、true (通常は -1)。 |
long lxxx |
32 ビット値。 |
n n1 n2 n3 |
通常の符号付きの値。 |
+n u |
符号なし、正の値 。 |
phys |
物理アドレス (実際のハードウェアアドレス)。 |
pstr |
パックされた文字列。(adr len はアンパックされた文字列) |
virt |
仮想アドレス (ソフトウェアが使用するアドレス)。 |
word wxxx |
16 ビット値。 |
xt |
実行トークン。 |