OpenBoot 2.x コマンド・リファレンスマニュアル

システムクラッシュ後のデータの保存

sync コマンドは、処理中のどのような情報でもただちに強制的にハードディスクに書き出します。これは、オペレーティングシステムがクラッシュしたり、すべてのデータを保存できないうちに中断されてしまった場合に効果があります。

sync は実際には制御をオペレーティングシステムに戻し、データ保存処理が行われます。ディスクデータが書き込まれると、オペレーティングシステムは自身のコアイメージの保存を開始します。このコアダンプが必要でない場合は、Stop-A キー処理でこの保存処理を中断できます。