デバイスツリーを表示し、ブラウズして、個々のデバイスツリーノードを調べ、変更することができます。デバイスツリーの表示用コマンドは、UNIX(R) ディレクトリツリーで作業ディレクトリを変更する UNIX コマンドと同じです。デバイスノードを選択すると、それが現在のノードになります。
デバイスツリーは表 1-4に示すコマンドを使用して調べます。
表 1-4 デバイスツリー表示コマンド
コマンド |
説明 |
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現在のノードの特性の名前と値を表示します。 |
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指定されたデバイスノードを選択し、それを現在のノードにします。 |
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cd node-name |
指定されたノード名を現在のノードの下のサブツリーで検索し、最初に見つかったノードを選択します。 |
cd .. |
現在のノードの親にあたるデバイスノードを選択します。 |
cd / |
ルートマシンノードを選択します。 |
現在のデバイスノードを選択解除し、ノードが選択されない状態にします。 |
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現在のノードの子の名前を表示します。 |
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現在のノードを示すデバイスパス名を表示します。 |
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デバイス階層内の指定されたレベルのすぐ下の、システムに認識されているすべてのデバイスを表示します。 show-devs だけを使用すると、デバイスツリー全体を表示します。 |
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現在のノードの方式名を表示します。 |
デバイスツリーを表示していて、システムをリセットする場合は、次のように入力します。
ok device-end ok reset |
次の例で .attributesの使用例を示します。
show-devs は次の例で示すように、OpenBoot デバイスツリー上のすべてのデバイスのリストを表示します。
次に wordsの使用例を示します。
ok cd /zs ok words selftest ring-bell read remove-abort? install-abort close open abort? restore clear reset initkbdmouse keyboard-addr mouse 1200baud setbaud initport port-addr ok |