数値の入出力のデフォルトは 16 進です。
decimal で 10 進に切り替わり、hex で 16 進に切り替わります。
現在どちらの進法が有効なのかを調べるには 10 .d を使用してください。
すべての数値パラメタは数値スタックを使用します。整数を入力すると、その値はスタックの一番上に置かれます。(以前の値はプッシュされます) 一連の入力で右側の項目が常にスタックの一番上の項目になります。
"." コマンドはスタックの一番上の値を削除して表示します。
.s コマンドはスタックの内容を壊さずに、すべて表示します。
各コマンドの後ろにある (n1 n2 -- n3)、(adr len --)、または (--) のようなスタックコメントは、そのコマンドを実行したときのスタックの結果を示しています。-- の前にある項目はそのコマンドで使用され、スタックから削除されます。これらの項目はコマンドが実行される前にスタックに存在していなければなりません。-- の後にある項目はコマンドの実行を終了した後にスタックに残り、続きのコマンドで使用することができます。
表 1-18 数値の用法とスタックコメント
| |
代替スタック結果。 例: (input -- adr len false | result true) |
? |
未知のスタック項目。 (??? から変更) |
??? |
未知のスタック項目。(複数) |
acf |
コードフィールドアドレス。 |
adr |
メモリーアドレス。 (一般的に仮想アドレス) |
adr16 |
メモリーアドレス。16 ビット境界でなければなりません。 |
adr32 |
メモリーアドレス。32 ビット境界でなければなりません。 |
adr64 |
メモリーアドレス。64 ビット境界でなければなりません。 |
byte bxxx |
8 ビットの値 (32 ビットワードの下位バイト) |
char |
7 ビットの値 (下位バイト)、上位ビットは不定。 |
cnt/len/size |
カウント値または長さ。 |
flag xxx? |
0 の場合、false そのほかのすべての場合、true (通常 -1) |
long Lxxx |
32 ビット値。 |
n n1 n2 n3 |
符号付きの値。(32 ビット) |
+n u |
符号なしの正の値。(32 ビット) |
n[64] or (n.low n.hi) |
拡張精度 (64 ビット) の数。(2 スタック項目) |
phys |
物理アドレス。(実際のハードウェアアドレス) |
pstr |
パックされた文字列。 (adr len はパックされない文字列のアドレスと長さ。) |
virt |
仮想アドレス。(ソフトウェアが使用するアドレス) |
word wxxx |
16ビットの値。(32 ビットワードの下位 2 バイト) |