オーディオミキサードライバーは、複数のアプリケーションが同時にオーディオを再生、記録できるように機能が改良されました。この新しい機能は、単一の再生アプリケーションと単一の記録アプリケーションしかサポートしなかった以前の機能の後継となります。
オーディオミキサー機能はデフォルトでは有効に設定されますが、新しい mixerctl(1) ユーティリティまたは audiocs(7D) のマニュアルページに記載された方法を使用して有効または無効に切り替えることができます。
SunVTSTM を実行する際には、ミキサー機能は無効にする必要があります。
また、CDE 1.4 には、現在、audiocontrol の後継である新しい GUI ツール sdtaudiocontrol が含まれています。sdtaudiocontrol はオーディオミキサー機能を使用しており、次の機能を提供します。
オーディオミキサーを有効または無効にするグラフィカルな方法
各アプリケーションに対するボリューム制御とバランス制御
混合オーディオに対するボリューム制御とバランス制御 (オーディオミキサーが有効な場合)
入力ポートと出力ポートを有効または無効にする制御
オーディオを使用する各アプリケーションおよびオーディオハードウェアの状態情報の表示
詳細は、audiocs(7D)、audio_support(7I)、および mixer(7I) のマニュアルページを参照してください。