「Kerberos 構成」メニューでは、Kerberos セキュリティを有効にするために必要な情報を指定します。
ここではすべてのエントリにおいて、完全指定のドメイン名を入力してください。
「デフォルトのレルム」フィールドには、通常大文字で入力します。たとえば、システムのドメイン名を大文字で入力します (例: YOURSITE.COM)
「管理サーバー」フィールドには、Kerberos を管理するサーバーの名前を指定します。
KDC のフィールドには、Key Distribution Center (鍵発行センター) として機能するマシンのドメインを完全指定名で入力してください。ここに指定したマシンが、Kerberos チケットを発行します。
ここで入力するすべての情報について、ネットワーク管理者に確認してください。
「Kerberos」メニューにおいて指定した情報は、/etc/krb5/krb5.conf ファイルに保存されます。情報が入力されていないフィールドがあると、krb5.conf ファイル中の対応するエントリが空になり、Kerberos が正しく機能しません。
ここでユーザーが入力しなかった情報がある場合、Solaris をインストールした後に、システム管理者が手動で krb5.conf ファイルを編集して、エントリに情報を追加したり変更したりすることができます。
詳細は、ヘルプトピック「セキュリティポリシー」 を参照してください。