Solaris 8 インストールガイド (Intel 版)

システムを構成する方法


注 -

Solaris Web Start のグラフィカルユーザーインタフェースを使って Solaris ソフトウェアをインストールする場合は、使用するコンピュータシステムにローカルかリモートの CD-ROM ドライブまたはネットワーク接続、ビデオアダプタ、キーボード、およびモニターが必要です。Solaris Web Start のコマンド行ユーザーインタフェースを使って Solaris ソフトウェアをインストールする場合には、必要なのはローカルかリモートの CD-ROM ドライブまたはネットワーク接続と、キーボード、モニターだけです。


  1. 第 1 章「インストールの準備」の手順を

  2. 「ようこそ (Welcome)」画面で「次へ > (Next >)」をクリックします。

    Solaris Web Start はシステムの情報を収集してから、「ネットワーク接続性 (Network Connectivity)」画面を表示します。

    Graphic
  3. システムがネットワークに

    • 接続されていない場合は、「しない (Non-networked)」を選択し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

      「ホスト名 (Host Name)」画面が表示されます。

      Graphic
    • 接続されている場合は、「する (Networked)」を選択し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

      「DHCP」画面が表示されます。

      Graphic

  4. 手順 3 で「する (Networked)」を

    • 選択しなかった場合は、手順 7 に進みます。

    • 選択した場合は、次の手順に進みます。

  5. ネットワークインタフェースの構成に DHCP を

    • 使用しない場合は、「いいえ (No)」を選択し、「次へ > (Next >)」をクリックし、手順 7 に進みます。

    • 使用する場合は、「はい (Yes)」を選択し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

    「IPv6」画面が表示されます。

    Graphic
  6. IPv6 を

    • 使用しない場合は、「いいえ (No)」を選択し、「次へ > (Next >)」をクリックし、手順 11 に進みます。

    • 使用する場合は、「はい (Yes)」を選択し、「次へ > (Next >)」をクリックし、手順 11 に進みます。

  7. 「ホスト名 (Host Name)」画面に必要なホスト名を入力し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

    手順 3 で「ネットワーク接続性 (Network Connectivity)」画面から「する (Networked)」を選択している場合は、「IP アドレス (IP Address)」画面が表示されます。

    Graphic

    手順 3 で「ネットワーク接続性 (Network Connectivity)」画面から「しない (Non-networked)」を選択していると、「時間帯 (Time Zone)」画面が表示されます。

    Graphic
  8. 使用するシステムはネットワークに接続されているか確認します。「ネットワーク接続性 (Network Connectivity)」画面で「する (Networked)」を

    • 選択しなかった場合は、手順 15 に進みます。

    • 選択した場合は、ネットワークインタフェースの構成に DHCP を使用すると指定したか確認します。「DHCP」画面で「はい (Yes)」を

      • 選択した場合は、 手順 11 に進みます。

      • 選択しなかった場合は、「IP アドレス (IP Address)」画面で、ネットワークに接続されているこのシステムの IP アドレスを入力し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

    「ネットマスク (Netmask)」画面が表示されます。

    Graphic
  9. 必要なネットマスクを入力するか、デフォルトのネットマスクを変更せずに「次へ > (Next >)」をクリックします。

    「IPv6」画面が表示されます。

    Graphic
  10. IPv6 を

    • 使用しない場合は、「いいえ (No)」を選択し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

    • 使用する場合は、「はい (Yes)」を選択し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

    「ネームサービス (Name Service)」画面が表示されます。

    Graphic
  11. そのシステムで使用するネームサービスを選択するか、ネームサービスを使用しない場合は「なし (None)」を選択し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

    NIS+、NIS、または DNS を選択すると、「ドメイン名 (Domain Name)」画面が表示されます。

    Graphic

    「なし (None)」を選択すると、「時間帯 (Time Zone)」画面が表示されます。

    Graphic
  12. 手順 11 で「なし (None)」を

    • 選択した場合は、手順 15 に進みます。

    • 選択しなかった場合は、そのシステムが属するドメイン名を入力し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

      NIS+ か NIS を選択した場合は、「ネームサーバー (Name Server)」画面が表示されます。

      Graphic

      DNS を選択した場合は、「DNS サーバーのアドレス (DNS Server Address)」画面が表示されます。

      Graphic

  13. 使用するネームサービスとして

    • NIS+ か NIS を選択した場合は、「1 つを検索 (Find one)」または「1 つを指定 (Specify one)」を選択し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

      • 「1 つを検索 (Find one)」を選択した場合は、「時間帯 (Time Zone)」画面が表示されます。

      • 「1 つを指定 (Specify one)」を選択した場合は、「ネームサーバーの情報 (Name Server Information)」画面が表示されます。

        Graphic

    • DNS を選択した場合は、必要な DNS サーバー (1 つまたは複数) の IP アドレスを入力し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

      「DNS 検索一覧 (DNS Search List)」画面が表示されます。

      Graphic

  14. 使用するネームサービスとして

    • NIS+ か NIS を選択した場合は、「ネームサーバーの情報 (Name Server Information)」画面にネームサーバーのホスト名と IP アドレスを入力し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

    • DNS を選択した場合は、DNS 問い合わせの作成時に検索されるドメイン (1 つまたは複数) 名を入力し (ある場合)、「次へ > (Next >)」をクリックします。

    「時間帯 (Time Zone)」画面が表示されます。

    Graphic
  15. デフォルトの時間帯を指定する方法を「時間帯 (Time Zone)」画面で選択し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

    選択に従って、「地域 (Geographic Region)」、「GMT との時差 (Offset From GMT)」、「時間帯ファイル (Time Zone File)」のどれかの画面が表示されます。

  16. 次の表に従い、デフォルトの時間帯を指定します。

    選択した時間帯 

    指定方法 

    Graphic

    左のリストから地域を選択し、右のリストから時間帯を選択し、「次へ > (Next >)」をクリックします。 

    Graphic

    スライダを左 (イギリスのグリニッジより西の地域) または、右 (イギリスのグリニッジより東の地域) へ動かし、「次へ > (Next >)」をクリックします。 

    Graphic

    /usr/share/lib/zoneinfo ディレクトリにあるファイル名を指定するか、「選択 (Select)」を選択してこのディレクトリからファイルを選択し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

    「日付と時刻 (Date and Time)」画面が表示されます。

    Graphic
  17. 必要に応じて日付と時刻を変更し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

    「root パスワード (Root Password)」画面が表示されます。

    Graphic
  18. スーパーユーザーのパスワードに使用する英数字の文字列を両フィールドに入力し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

    「プロキシサーバー構成 (Proxy Server Configuration)」画面が表示されます。

    Graphic
  19. インターネットへのアクセスに

    • プロキシサーバーを経由しない場合は、「インターネットに直接接続 (Direct connection to the Internet)」を選択し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

    • プロキシサーバーを経由する場合は、「以下のプロキシ構成を使用 (Use Proxy Configuration Below)」を選択し、このシステムが使用するプロキシサーバーのホスト名とポートを指定し、「次へ > (Next >)」をクリックします。

    「情報の確認 (Confirm Information)」画面が表示されます。

    Graphic
  20. 「情報の確認 (Confirm Information)」画面の情報が

    • 正しくない場合は、情報を訂正できる画面が表示されるまで「< 戻る (< Back)」をクリックします。

    • 正しい場合は、「確認 (Confirm)」をクリックします。

    「情報の確認 (Confirm Information)」画面に次のメッセージが表示されます。


    指定した設定でシステムが構成されるのをお待ちください... 

    「Solaris Web Start の Kiosk」が起動し、「抽出中 (Extracting)」画面が表示されてから「ようこそ (Welcome)」画面が表示されます。

    Graphic
    注 -

    これ以降、「Kiosk」メニューに表示されているリンクはどれでもクリックできます。

    場合によっては、「Kiosk」によって画面が隠れてしまうことがあります。「Kiosk」メニューの上に画面を表示するには、「Kiosk を奥へ (Send Kiosk to Background)」をクリックします。



    注 -

    Solaris ソフトウェアをインストールした後に Kiosk を使用するには、「システムに Kiosk を保存 (Save Kiosk on System)」をクリックして、使用するシステムに Kiosk をコピーする必要があります。Kiosk は、システムの /var/sadm/webstart/kiosk ディレクトリに置かれます。さらに、Kiosk を使用するために以下を行います。

    • NetscapeTM Communicator 4.7 を使用する。

    • Netscape から /var/sadm/webstart/kiosk/index.html を開く。

    • CDE のスタイルマネージャの「ウィンドウ (Window)」で「ポインタでウィンドウをアクティブに (Point In Window To Make Active)」を選択し、「アクティブにしたウィンドウを手前に (Raise Window When Made Active)」の選択を解除する。