Solaris 8 オペレーティングシステムのインストールは次のフェーズから構成されています。
Configuration Assistant (Intel 版 Solaris のみ)
Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) は、システムの各ハードウェアデバイスを認識、設定し、Solaris がブートできるようにします。
kdmconfig (Intel 版 Solaris のみ)
キーボード、ディスプレイ、マウスのタイプをウィンドウシステムに認識させるための設定を行います。なお、この時点で kdmconfig の設定を省略することもできますが、その場合は以降に起動されるインストールのユーザーインタフェースは CUI になります。またこの場合、インストールが完了して最初にシステムが起動したときに再度 kdmconfig が起動されますので、ウィンドウシステムを使用するには、その時に設定するようにします。
sysidtty
ホストネーム、IP アドレス、タイムゾーンなどのシステム認識を行う CUI 用のプログラムです。システムがネットワークに接続されている場合、sysidttyプログラムはネームサービスデータベースからそのシステムの情報を自動的に取得し、取得できなかった情報に関してのみプロンプトを表示します。
ttinstall
ソフトウェアの選択、ディスクの設定、ファイルシステムの配置、クライアントのための領域割り当て、などの設定を行う CUI 用のプログラムです。