UNIX sysadmin グループ (グループ 14) のメンバーでない場合は、Admintool でソフトウェアパッケージをシステムに追加または削除するにはスーパーユーザーになる必要があります。
インストールまたはアップグレード済みのシステムにスーパーユーザーとしてログインするか、または次のコマンドを入力してスーパーユーザーになります。
# su |
システムに追加するソフトウェアが含まれている CD をシステムに接続されている CD-ROM ドライブに入れます。
ボリュームマネージャが自動的に CD をマウントします。
追加するソフトウェアの CD 上のディレクトリパスを記録します。
Admintool を起動します。
# admintool & |
「ユーザー (Users)」ウィンドウが表示されます。
「ブラウズ (Browse)」メニューから「ソフトウェア (Software)」を選択します。
「ソフトウェア (Software)」ウィンドウが表示されます。
「編集 (Edit)」メニューから「追加 (Add)」を選択します。
「ソース媒体の設定 (Set Source Media)」ウィンドウが
表示されなかった場合は、次の手順に進みます。
表示された場合、「CD のパス (CD Path)」フィールドに CD へのディレクトリパスが表示されていなければ、手順 3 で記録したパスを入力し、「了解 (OK)」をクリックします。
「ソフトウェアの追加 (Add Software)」ウィンドウが表示されます。
このウィンドウの「ソフトウェア (Software)」部分で、ローカルのシステムにインストールしたいソフトウェアを選択します。
ベース (親) パッケージとそれに依存する日本語 (子) パッケージがソフトウェアリストに表示されます。依存関係のある日本語パッケージは、次のように末尾に (<ロケール名> ローカリゼーション) と表示されます。
末尾の表示 | パッケージの種類 |
---|---|
(ja ローカリゼーション) |
ja ロケール固有パッケージ |
(ja_JP.PCK ローカリゼーション) |
ja_JP.PCK ロケール固有パッケージ |
(ja_JP.UTF-8 ローカリゼーション) |
ja_JP.UTF-8 ロケール固有パッケージ |
(ja,ja_JP.PCK,ja_JP.UTF-8 ローカリゼーション) |
日本語ロケール共有パッケージ |
ベース (親) パッケージを選択しても、依存関係のある日本語パッケージが自動的に選択されるわけではありません。システムのロケールに合った適切な依存関係にある日本語パッケージを選択する必要があります
たとえば、ja ロケールだけがインストールされているシステムに「CDE HELP VOLUMES」を追加する場合は、それに対応する次の日本語パッケージも選択する必要があります。
Japanese (EUC) CDE HELP VOLUMES 2.8 (ja ローカリゼーション)
Japanese CDE HELP VOLUMES 2.8 (ja, ja_JP.PCK, ja_JP.UTF-8 ローカリゼーション)
パッケージについては、『Solaris 8 インストールガイド (SPARC 版)』または 『Solaris 8 インストールガイド (Intel 版)』の付録 A〜C を参照してください。
「追加 (Add)」をクリックします。
「Add Software」ウィンドウが表示され、ソフトウェアの構成要素が追加されるたびにメッセージが表示されます。
選択したソフトウェアに属するすべての構成要素が追加されると、次のメッセージが表示されます。
<name_of_software> のインストールに成功しました。 press <Return> to continue |
Return キーを押します。
「Add Software」ウィンドウが閉じ、「ソフトウェア (Software)」ウィンドウが表示されます。引き続きソフトウェアを追加できます。
ソフトウェアの追加が終了したら、「ファイル (File)」メニューから「終了 (Exit)」を選択します。