Solaris 8 インストールガイド (SPARC 版)

Solaris Product Registry の使い方

図 4-1 に示す Solaris Product Registry のメインウィンドウは、次の情報を表示する 3 つの領域からなります。

図 4-1 Solaris Product Registry の初期画面

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Solaris Product Registry で項目を表示するには、「システムレジストリ (System registry)」の左側にあるアイコンをクリックします。右を向いていたアイコンが下を向きます。

Solaris Product Registry の項目は、左側にテキストファイルアイコンがあるものを除き、どの項目も展開または短縮できます。

図 4-2 に示すように、「インストールされているソフトウェア (Software Installed in Solaris Registry)」の「Solaris 8」には、Solaris のインストール時に選択したソフトウェアグループと「追加のシステムソフトウェア (additional system software)」という 2 つの項目が常にあります。

ソフトウェアグループは、「Core System Support」、「End User System Support」、「Developer System Support」、「Entire Distribution」、「Entire Distribution plus OEM Support」のいずれかです。

「追加のシステムソフトウェア (additional system software)」には、選択したソフトウェアグループに属していない Solaris 製品が含まれます。さらに、「その他のソフトウェア (unclassified software)」には、pkgadd コマンドを使ってインストールした、Solaris 製品やソフトウェアグループに属さないパッケージが含まれます。

図 4-2 システムレジストリが展開された画面

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Solaris Product Registry の属性は「詳細情報 (More Information)」ボックスに表示されます。Solaris Web Start でインストールした製品の場合、少なくとも「タイトル (Title)」、「バージョン (Version)」、「インストール位置 (Location)」、「インストール日時 (Installed on)」の各属性が表示されます。製品またはソフトウェアグループの下で展開されているリスト内の項目の場合、その製品のバージョン情報が表示されます。項目をクリックすると、その項目の属性値が表示されます。

項目が Solaris Product Registry ウィンドウに表示されても、対応するソフトウェアが pkgrm コマンドで削除されていることがあります。

この場合には、「インストール媒体 (Installed from)」の属性の後に「1 つまたは複数のコンポーネント中のファイルがありません (Missing files in one or more components)」というメッセージが表示されます (図 4-3 を参照)。pkgadd コマンドを使ってソフトウェアをインストールし直すことも、Solaris Product Registry でソフトウェアを削除することもできます。

図 4-3 Solaris Product Registry でファイルがないことを示すメッセージ

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