Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

UNIX キー割り当て

UNIX キー割り当てにより、テキスト・エディタで、[Alt]+[B] キー (前の語へ) または [Control]+[N] キー (次の行へ) などの拡張した Emacs キーのセットを使用可能にできます。UNIX キー割り当て (デフォルトではオフ) を使用可能にするには、ホーム・ディレクトリのファイルを修正します。

UNIX キー割り当てを使用可能にするには

  1. 次の行をホーム・ディレクトリの .Xdefaults ファイルに追加します。

       #include "/usr/dt/app-defaults/language/UNIXbindings"

    language は、言語環境名に置き換えます。

    .Xdefaults ファイルが存在しない場合は、ホーム・ディレクトリに .Xdefaults ファイルを作成します。

  2. 現在のセッションからログアウトします。

  3. ログインして、テキスト・エディタを再起動します。

一部のテキスト・エディタのメニュー・アクセラレータは、UNIX キー割り当てと競合します。UNIX キー割り当てが使用可能な場合、テキスト・エディタは次のコマンドの代替メニュー・アクセラレータを提供します。

コマンド 

代替メニュー・アクセラレータ 

検索/変更 (Control+F) 

Control+S 

ペースト (Control+V) 

Shift+Insert 

印刷 (Control+P) 

なし 

元に戻す (Control+Z) 

Control+_ 

これらのメニュー・アクセラレータを変更する場合は、/usr/dt/app-defaults/language/UNIXbindings ファイルの内容を .Xdefaults ファイルにコピーしてから行なってください。


注 -

UNIX キー割り当てを使用するときは、[Delete] キーはカーソルの後の文字ではなく、前の文字を削除します。