Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

端末エミュレータ・オプション

[端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスで制御できる領域は、次の 2 つです。

    [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスを表示するには、[オプション] メニューの [端末エミュレータ] を選択します。

    Graphic

[端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスで行なった変更は、既存の [端末エミュレータ] ウィンドウで有効なので、新しいウィンドウを起動する必要はありません。

キーボード制御

[端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスにより、キーボードの次の 4 つの項目を制御できます。

[カーソルキーのモード] を設定するには

  1. [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスが表示されていない場合は、[オプション] メニューの [端末エミュレータ] を選択します。

  2. [キーボード制御] の [カーソルキーのモード] ボタンを押して、次のいずれかのモードを選択します。

    • [通常] モード (デフォルト) では、カーソルキーは指定された方向にカーソルを移動します。

    • [アプリケーション] モードでは、カーソルキーは、アプリケーションがその独自の目的に使用するエスケープ・シーケンスを生成します。

  3. [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスの下部にある [了解] をクリックするか、[Return] キーを押して選択を保存して、ウィンドウを終了します。

    選択を保存してウィンドウを保持するには、[適用] をクリックします。

[キーパッド・モード] を設定するには

キーパッドのモードは、テンキーにあるキーの動作を指定します。

  1. [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスが表示されていない場合は、[オプション] メニューの [端末エミュレータ] を選択します。

  2. [キーボード制御] の [キーパッド・モード] ボタンを押して、次のいずれかのモードを選択します。

    • [数値] モードでは、テンキーにあるキーが押されると、対応する数値が [端末エミュレータ] ウィンドウに表示されます。

    • [アプリケーション] モードでは、テンキーで押されたキーが、アプリケーションがその独自の目的に使用するエスケープ・シーケンスを生成します。

  3. [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスの下部にある [了解] をクリックするか、[Return] キーを押して選択を保存して、ウィンドウを終了します。

    選択を保存してウィンドウを保持するには、[適用] をクリックします。

[改行シーケンス] を指定するには

[改行シーケンス] オプションは、行末の復帰改行の取り扱い方を指定します。

  1. [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスが表示されていない場合は、[オプション] メニューの [端末エミュレータ] を選択します。

  2. [キーボード制御] の [改行シーケンス] ボタンを押して、次のいずれかのモードを選択します。

    • [リターンのみ] (デフォルト) は、復帰だけを生成します。

    • [リターン/改行] は、復帰と改行の両方を生成します。

  3. [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスの下部にある [了解] をクリックするか、[Return] キーを押して選択を保存して、ウィンドウを終了します。

    選択を保存してウィンドウを保持するには、[適用] をクリックします。

[ユーザ・ファンクションキー] を設定するには

[ユーザ・ファンクションキー] オプションは、ユーザ・ファンクションキーをロックまたはロック解除 (デフォルト) します。

  1. [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスが表示されていない場合は、[オプション] メニューの [端末エミュレータ] を選択します。

  2. [キーボード制御] の [ユーザ・ファンクションキー] ボタンを押して、[ロックする] または [ロック解除する] (デフォルト) を選択します。

  3. [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスの下部にある [了解] をクリックするか、[Return] キーを押して選択を保存して、ウィンドウを終了します。

    選択を保存してウィンドウを保持するには、[適用] をクリックします。

画面制御

[端末エミュレータ] ウィンドウでの画面制御には、次の 3 つの項目があります。

[132 カラム切替え] を設定するには

このオプションは、次の dtterm コマンド行オプションとリソースに対応しています。

  1. [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスが表示されていない場合は、[オプション] メニューの [端末エミュレータ] を選択します。

  2. [画面制御] の [132 カラム切替え] ボタンを押して、次のいずれかのモードを選択します。

    • [使用しない] (デフォルト) は、アプリケーションが 132 カラムに切り替わるときに表示を変更しません。

    • [使用する] は、アプリケーションが 132 カラムに切り替わるときに 132 カラムを表示するように、[端末エミュレータ] ウィンドウを自動的に拡大します。

  3. [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスの下部にある [了解] をクリックするか、[Return] キーを押して選択を保存して、ウィンドウを終了します。

    選択を保存してウィンドウを保持するには、[適用] をクリックします。

[行末での折返し] を設定するには

このオプションは、テキストを行末で折り返すかどうかを指定します。次の dtterm コマンド行オプションとリソースに対応しています。

  1. [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスが表示されていない場合は、[オプション] メニューの [端末エミュレータ] を選択します。

  2. [画面制御] の [行末での折返し] ボタンを押して、次のいずれかのモードを選択します。

    • [使用する] は、行末に達したときに次の行に文字を自動的に折り返します。

    • [使用しない] は、テキストを折り返しません。

  3. [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスの下部にある [了解] をクリックするか、[Return] キーを押して選択を保存して、ウィンドウを終了します。

    選択を保存してウィンドウを保持するには、[適用] をクリックします。

[前の行末へのまわり込み] を設定するには

このオプションは、行末でのバックスペースの動作を指定します。次の dtterm コマンド行オプションとリソースに対応しています。

  1. [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスが表示されていない場合は、[オプション] メニューの [端末エミュレータ] を選択します。

  2. [キーボード制御] の [前の行末へのまわり込み] ボタンを押して、次のいずれかのモードを選択します。

    • [使用する] は、行末に達したときに、バックスペース文字が次の先頭行に自動的に折り返すことを意味します。

    • [使用しない] (デフォルト) は、折り返さないことを意味します。

  3. [端末エミュレータ・オプション] ダイアログ・ボックスの下部にある [了解] をクリックするか、[Return] キーを押して選択を保存して、ウィンドウを終了します。

    選択を保存してウィンドウを保持するには、[適用] をクリックします。