システムにソフトウェアを追加したり、システムから削除するために、次の 3 つのツールがあります。
パッケージコマンド (pkgadd、pkgrm、pkginfo)
Admintool (システム管理ツール)
次の表に、ソフトウェアを管理するとき、pkgadd コマンドや pkgrm コマンドよりも Admintool を使用する利点を説明します。
表 20-1 Admintool のソフトウェア管理機能
ソフトウェア管理作業 |
Admintool を使用して実行可能かどうか |
---|---|
スタンドアロンシステム、またはサーバーシステムでのパッケージの追加と削除 |
可能 |
インストールされたソフトウェアすべての簡単な表示 |
可能 |
インストール用媒体上のパッケージの簡単な表示と選択 |
可能 |
スプールディレクトリへのパッケージの追加 |
不可 |
管理ファイルを使用したユーザー対話操作の省略 |
不可 |
初期の Solaris リリースでは、ソフトウェアの追加、削除を行うグラフィカルユーザーインタフェースのツールとしてソフトウェアマネージャ (swmtool コマンドでアクセス) を使用しました。swmtool コマンドを Solaris 2.5 および以降の互換バージョンで使用すると、Admintool が起動します。