内容一覧を表示するには、cpio コマンドがアーカイブ全体を読み取るので、そのために要するのと同じ時間がかかります。
テープをテープドライブに挿入します。
cpio コマンドを使用してテープ上のファイルのリストを表示します。
$ cpio -civt < /dev/rmt/n |
-c |
ファイルを ASCII 文字形式で読み込むように指定する。 |
-i |
cpio がコピーインモードで動作することを指定する (この時点ではファイルをリストするだけ)。 |
-v |
ls -l コマンドと同様の形式で出力を表示する。 |
-t |
指定したテープドライブ内のテープ上にあるファイルの内容一覧が表示される。 |
< /dev/rmt/n |
既存の cpio アーカイブの入力ファイルを指定する。 |
次の例では、ドライブ 0 のテープに含まれているファイルのリストを表示します
$ cpio -civt < /dev/rmt/0 drwx--x--x 2 kryten users 0 Jul 14 09:34 1999, answers -rw------t 1 kryten users 800 Jul 14 09:36 1999, b drwx--x--x 2 kryten users 0 Jul 14 09:32 1999, sc.directives -rw------t 1 kryten users 200000 Jul 14 09:35 1999, direct241 drwx--x--x 2 kryten users 0 Jul 14 09:32 1999, tests -rw------t 1 kryten users 800 Jul 14 09:36 1999, test13times 396 blocks |