コピー元とコピー先のディスクが同じディスクジオメトリを持っているかどうかを確認します。
スーパーユーザーになります。
/reconfigure ファイルをシステムに作成します。これによって、システムは追加されるクローンディスクをリブート時に認識します。
# touch /reconfigure |
システムをシャットダウンします。
# init 0 |
クローンディスクをシステムに接続します。
システムをブートします。
ok boot |
dd コマンドを使用してマスターディスクをクローンディスクにコピーします。
# dd if=/dev/dsk/device-name of=/dev/dsk/device-name bs=blocksize |
if=/dev/dsk/device-name |
マスターディスクデバイスのオーバーラップスライスを指定する。通常はスライス 2。 |
of=/dev/dsk/device-name |
クローンディスクデバイスのオーバーラップスライスを指定する。通常はスライス 2。 |
bs=blocksize |
ブロックサイズ (128K バイト、256K バイトなど)。ブロックサイズの値を大きくすると、コピーに要する時間を短縮できる。 |
新しいファイルシステムをチェックします。
# fsck /dev/rdsk/device-name |
クローンディスクのルート (/) ファイルシステムをマウントします。
# mount /dev/dsk/device-name /mnt |
クローンディスクの /etc/vfstab を編集して、正しいデバイス名を参照するようにします。
たとえば、c0t3d0 をすべて c0t1d0 に変更します。
クローンディスクのルート (/) ファイルシステムをマウント解除します。
# umount /mnt |
システムを停止します。
# init 0 |
クローンディスクからシングルユーザーモードにブートします。
# boot diskn -s |
installboot コマンドをクローンディスクで実行する必要ありません。これは、ブートブロックがオーバーラップスライスの一部としてコピーされるためです。
クローンディスクの構成を解除します。
# sys-unconfig |
構成を解除すると、システムが停止します。
再びクローンディスクからブートし、ホスト名や時間帯などのシステム情報を与えます。
# boot diskn |
スーパーユーザーとしてログインして、一度システムがブートした後のシステム情報を確認します。
hostname console login: |
# init 0 ok boot # dd if=/dev/dsk/c0t0d0s2 of=/dev/dsk/c0t2d0s2 bs=128k # fsck /dev/rdsk/c0t2d0s2 # mount /dev/dsk/c0t2d0s2 /mnt # cd /mnt/etc # vi vfstab (新しいディスクのエントリを変更) # cd / # umount /mnt # init 0 # boot disk2 -s # sys-unconfig # boot disk2 |