次のガイドラインに従って fdisk パーティションを設定してください。
ディスクは最大 4 つの fdisk パーティションに分割できます。いずれか 1 つのパーティションを Solaris パーティションにしなければなりません。
Solaris パーティションをディスク上でアクティブなパーティションにしなければなりません。アクティブなパーティションとは、システム起動時にデフォルトでオペレーティングシステムがブートされるパーティションです。
Solaris の fdisk パーティションは、シリンダ境界から開始しなければなりません。
最初のディスクの先頭のセクターには、ブート情報 (マスターブートレコードを含む) が書き込まれるので、最初のディスクの 1 番目の fdisk パーティションとして、Solaris の fdisk パーティションを作成する場合は、ディスクのシリンダ 0 ではなくシリンダ 1 から開始しなければなりません。
Solaris の fdisk パーティションにディスク全体を使用するか、それより小さくして DOS パーティションに使用する余地を残すことができます。また、既存のパーティションに影響を与えずに、ディスク上に新しい fdisk パーティションを作成できます (それを作成する余地がある場合)。
Solaris スライスはパーティションと呼ばれることがあります。このマニュアルではスライスという用語を使用しますが、Solaris のマニュアルやプログラムによっては、スライスをパーティションと呼ぶ場合があります。混乱を避けるために、Solaris のマニュアルでは、 fdisk パーティション (Intel 版 Solaris でのみサポートされます) と、スライスやパーティションと呼ばれる Solaris の fdisk パーティションを区別するようにしています。