ファイルシステムの特定のオプションを変更する方法については、第 36 章「ファイルシステムのマウントとマウント解除 (手順)」を参照してください。キャッシュ内でファイルシステムを変更する場合は、キャッシュを削除してから作成し直す必要があります。また、ファイルシステムの共有方法とアクセス方法によっては、マシンをシングルユーザーモードでリブートしなければならない場合があります。
次の例は、この手順を示しています。
次の例では、キャッシュが削除されてから再び作成され、ファイルシステム /docs に指定された demandconst オプションを使用して再びマウントされます。この例は、シングルユーザーモードでリブートするなどの手順を示しています。必要であれば他のコマンドを使用して、この例の作業を実行することもできます。
# shutdown -g30 -y . . . Type Cntrl-d to proceed with normal startup, (or give root password for system maintenance): # enter password: . . . Here is where you might be prompted from system to run fsck on the file system where the cache is located. # fsck /local # mount /local # cfsadmin -d all /local/mycache # cfsadmin -c /local/mycache # init 6 . . . console login: password: # mount -F cachefs -o backfstype=nfs,cachedir=/local/cache1, demandconst merlin:/docs /docs # |
ファイルシステムをキャッシュに正常に戻せなかった場合は、次のようなエラーメッセージが表示されます。
cachefsstat: /doc: not a cachefs mount point |