Solaris のシステム管理 (第 1 巻)

UFS ファイルシステムの修復

fsck修復オプション (-o p) は、UFS ファイルシステムをチェックし、単純な問題を自動的に修正します。通常、この種の問題は予期しないシステム停止によるものです。オペレータの介入が必要な問題が発見されると、このコマンドは即座に終了します。また、修復オプションを使用する場合には、ファイルシステムを並列にチェックすることも可能です。

状態がクリーンにマークされずにシステムが停止した後のファイルシステムの修復にも、-o p オプションを指定して fsck を実行することができます。このモードでは、fsck はクリーンフラグを調べずに完全チェックを実行します。これらの処理は、fsck を対話形式で実行した場合の処理のサブセットです。