Solaris のシステム管理 (第 2 巻)

フィルタタイプ

LP 印刷サービスは、「フィルタのタイプ」で説明しているように、高速フィルタと低速フィルタを認識します。

印刷モードで (lp -y コマンドを使用して) 呼び出される低速フィルタは、印刷要求が出されたシステム上で実行しなければなりません。LP 印刷サービスはモード値をプリンタサーバーに渡せません。ただし、ファイル内容形式 (lp コマンドの -T オプションの後で指定) をプリンタサーバー上の内容形式と一致させることはできます。したがって、プリンタサーバー上で特殊モードを有効にしたい場合は、LP 印刷サービスが入力タイプと出力タイプを一致することができる内容形式を指定しなければなりません。