ASET を対話形式またはバックグラウンドで実行すると、実行ログが生成されます。デフォルトでは、ASET はログファイルを標準出力に生成します。実行ログは、ASET が指定された時刻に実行されたことを確認するもので、実行エラーメッセージも入っています。aset -n コマンドを使用すると、ログを指定したユーザーに電子メールで配信できます。ASET オプションのリストについては、aset(1M) のマニュアルページを参照してください。
ASET running at security level low
Machine=example; Current time = 0325_08:00
aset: Using /usr/aset as working directory
Executing task list...
firewall
env
sysconfig
usrgrp
tune
cklist
eeprom
All tasks executed. Some background tasks may still be running.
Run /usr/aset/util/taskstat to check their status:
$/usr/aset/util/taskstat aset_dir
Where aset_dir is ASET's operating directory, currently=/usr/aset
When the tasks complete, the reports can be found in:
/usr/aset/reports/latest/*.rpt
You can view them by:
more /usr/aset/reports/latest/*.rpt
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第 1 のログは、ASET が実行されたシステムと時刻を示します。その後に、開始された各タスクがリストされています。
「ASET のタスク」で説明しているように、ASET はこれらのタスクごとにバックグラウンドプロセスを呼び出します。タスクは開始されると実行ログにリストされますが、これはタスクの完了を示しているわけではありません。バックグラウンドタスクの状態をチェックするには、taskstat ユーティリティを使用します。