Solaris のシステム管理 (第 2 巻)

ログインとアクセス制御の管理

システムやネットワークへの許可されていないログインも制限する必要がありますが、この作業はパスワードとログイン制御を使用して実行できます。システム上のすべてのアカウントには、パスワードを設定しなければなりません。アカウントにパスワードを設定しないと、ユーザー名を推測できるユーザーであれば誰でもネットワーク全体にアクセスできることになります。

Solaris ソフトウェアでは、特定のシステムデバイスの制御をユーザーのログインアカウントに制限しています。/etc/logindevperm を編集しない限り、スーパーユーザーまたはコンソールユーザーとして実行中のプロセス以外は、システムのマウス、キーボード、およびフレームバッファーにアクセスできません。詳細は、logindevperm(4) のマニュアルページを参照してください。