指定した優先順位を持つプロセスを起動します。
# priocntl -e -c class -m userlimit -p pri command_name |
-e |
コマンドを実行する |
-c class |
プロセスを実行する範囲のクラスを指定する。デフォルトのクラスは TS (タイムシェアリング) または RT (リアルタイム) |
-m userlimit |
-p オプションを使用するときに、優先順位を上下できる最大範囲を指定する |
-p pri command_name |
リアルタイムスレッド用に RT クラス内で相対優先順位を指定できるようにする。タイムシェアリングプロセスの場合は、-p オプションを使用すると -20 から +20 までのユーザー提供の優先順位を指定できる |
ps -ecl コマンドで、プロセスの状態を確認します。
# ps -ecl | grep command_name |
次の例では、ユーザーが提供する最上位の優先順位を使用して find コマンドを起動します。
# priocntl -e -c TS -m 20 -p 20 find . -name core -print # ps -ecl | grep find |