次のように割り当てエディタを使用して、quotas ファイルがその最上位ディレクトリにある各マウント済みファイルシステムに対して 1 行の割り当て情報を含む一時ファイルを作成します。
# edquota username |
username |
割り当てを無効にしようとするユーザー名 |
edquota コマンドの引数として複数のユーザーを指定できますが、表示される情報にはどのユーザーのものなのか示されないので、混乱を招く恐れがあります。
1K バイトディスクブロック数の弱い制限値と強い制限値、および i ノード数の弱い制限値と強い制限値を 0 (ゼロ) に変更します。
必ずこれらの値を 0 (ゼロ) に変更してください。テキストファイルから行を削除してはいけません。
ユーザーの割り当てを無効にできたかどうかを確認するには、次のように quota コマンドを使用します。
# quota -v username |
-v |
ディスク割り当てが有効にされている、すべてのマウント済みのファイルシステムについて、ユーザーのディスク割り当て情報を表示します |
username |
割り当てを確認しようとするユーザー名またはユーザー識別番号 (UID) |
次の例は、/files だけがマウント済みファイルシステムで、edquota によって開かれた一時ファイルの内容を示しています。このファイルシステムの最上位ディレクトリに quotas ファイルが含まれています。
fs /files blocks (soft = 50, hard = 60) inodes (soft = 90, hard = 100) |
次の例は、割り当てを無効にした後の上と同じ一時ファイルの内容を示しています。
fs /files blocks (soft = 0, hard = 0) inodes (soft = 0, hard = 0) |