Solaris のシステム管理 (第 2 巻)

拡張されたコアファイル名

グローバルコアファイルディレクトリが有効な場合、次の表に示す変数を使って core ファイルを相互に区別できます。

変数名 

変数の定義 

%p

プロセス ID 

%u

実効ユーザー ID 

%g

実効グループ ID 

%f

実行可能ファイル名 

%n

システムノード名。uname -n の出力と同じ

%m

マシン名。uname -m での出力と同じ

%t

time(2) システム呼び出しの 10 進数

%%

リテラル % 

たとえば、グローバルコアファイル設定が次のように設定されている場合、

/var/core/core.%f.%p

PID 12345sendmail プロセスが異常終了すると、次の core ファイルが作成されます。

/var/core/core.sendmail.12345