特定のメッセージのどの部分を検索対象として選択するかは、次の条件よって異なります。
メッセージの構成方法
印刷版マニュアルと AnswerBook マニュアルのどちらで検索するか
検索時には、メッセージに含まれる一部の語や数値が違って表示されることがあることに注意してください。たとえば、次のメッセージでは、対象となるサーバ名として b5server を使用しています。
NFS read failed for server b5server
メッセージ内の語または数値が変化する場合、このマニュアルでは該当する語と数値をイタリック体で表します。したがって、上記のメッセージは次のように表記されています。
NFS read failed for server variable
変化する語と数値は、先頭も含めて、メッセージ内のどこにでも表示されます。そのため、第 2 章「アルファベット順エラーメッセージ」以降では、メッセージは、変化しない最初の語または数値をアルファベット順に並べています。
表示されるメッセージの多くは、実際には複数のメッセージの組み合わせで、先頭がプログラム名になっている場合もあります。次の 5 つのエラーメッセージの例は、コマンド名は異なりますが、基本的には同じものです。
find: out of memory
grep: out of memory
ls: out of memory
mount: out of memory
fsck: out of memory
このマニュアルでは、この 5 つのメッセージを別々に掲載するのではなく、「out of memory」メッセージとして掲載してあります。コロン (:) が含まれているメッセージは複数のメッセージの組み合わせであることが多く、メッセージセクションの説明ではコロンの前後がそれぞれ単独で掲載されている場合があります。
そのため、このマニュアルでメッセージの先頭の文字が見つからず、メッセージにコロンが含まれている場合は、そのメッセージの他の部分で検索してください。